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当院で実施している放射線医療に関する詳しい説明



一般撮影

一般撮影とは

X線を用いて、胸腹部・頭部・椎体・四肢といった身体のさまざまな部位を撮影する検査で、X線撮影やレントゲンとも呼ばれています。胸の違和感や腹痛では胸部や腹部の撮影をし、骨折や関節炎では骨の撮影をします。

検査時間
5分~30分
※検査部位や検査内容により検査時間は異なります

注意事項
金属類・プラスチック・湿布・ボタンやプリントのあるTシャツなどは画像に写るため、診断の妨げになります。撮影部位によって更衣や着脱をしていただく必要があります。

歯科撮影

歯科撮影とは

撮影の種類にはパノラマ撮影、セファロ撮影、デンタル撮影があります。

パノラマ撮影(断層撮影):
歯列の状態や顎の骨折などの診断のために撮影します。
セファロ撮影(頭部規格撮影):
頭部の骨の歪みや発育状態の確認、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に関する顎の角度と気道の長さ等を確認する際に撮影します。
デンタル撮影:
歯、歯周組織、歯石の状態、根管治療の状態、被せ物の適合などを表層から肉眼では見ることのできない深部まで観察する事ができ、う歯や歯周病の状態を把握するために撮影します。

検査の流れ
パノラマ撮影:
専用器具を前歯で咬み、顔の横側を固定しながら顔の周りを撮影します。
約20秒かけて撮影します。
セファロ撮影:
頭部を固定するため、専用器具を耳の穴に入れて検査します。
検査目的に応じて1〜2方向の撮影をします。
デンタル撮影:
専用器具を口の中に入れて検査します。検査目的や検査部位に応じて1〜複数枚の撮影をします。

検査時間
約5分
※検査部位や検査内容により検査時間は異なります。

注意事項
入れ歯・差し歯・ヘアピン・ピアスなどの金属・プラスチック類は、画像に写り診断の妨げになるため、外していただく必要があります。

X線TV検査

X線TV検査とは

X線を人体に連続的に照射することにより、リアルタイムで画像を得て、動きや流れを見ながら検査ができます。代表的なものに胃のバリウム検査があり、大腸の検査、嚥下(飲み込み)の検査、泌尿器の検査、整形外科の検査や治療、胆嚢・胆管・膵臓の検査・治療など、多岐にわたって利用されています。

使用機器
島津メディカルシステムズ株式会社製 ソニアルビジョン サファイアⅡ
キャノンメディカルシステムズ株式会社製  DREX-ZX80/07

注意事項
金属類・プラスチック・湿布・ボタンやプリントのあるTシャツなどは診断の妨げになるため、撮影部位によって更衣や着脱をしていただく必要があります。また検査内容や使用する薬剤によっては、食事制限などをお願いする場合があります。
放射線被ばくを伴う検査のため、問診や同意をいただいています。ご協力お願いします。

CT

CT装置

CTとは

Computed Tomography(コンピューター断層写真)の略称で、体の周囲からX線を照射し、体の中のX線吸収率の違いをコンピューターで処理することで、体の断面を画像で見ることができます。また任意の断面や3D(立体的な)画像を作成できるため、より正確な診断が可能となります。
使用機器
当院では80列マルチスライスCTを2台導入しています。
キャノンメディカルシステムズ株式会社製  Aquilion Prime SP
キャノンメディカルシステムズ株式会社製  Aquilion Lightning Helion Edition

特徴
高画質かつ低被ばく
これらのCTはDeep Learningを用いたAiCEと呼ばれる技術により、従来のCTと比較して、高画質かつ被ばくの少ない撮影が可能となりました。

AiCEなしの画像

AiCEあり

当院では心臓CT、デンタルCT、脳血流の評価等を施行しており、外来検査が可能です。

検査の流れ
寝台の上に寝て、検査します。必要に応じて体の一部を固定します。検査によっては息止めなどを行っていただきます。検査内容によっては造影剤(より詳しく検査を行う薬)を血管注射して、検査を行うことがあります。

検査時間
単純検査(造影剤を使わない):約5分、
造影検査(造影剤を使う):約15分
※検査部位や検査内容により検査時間は異なります。

注意事項
金属類・プラスチック・湿布・ボタンやプリントのあるTシャツなどは診断の妨げになるため、撮影部位によって更衣や着脱をしていただく必要があります。また検査内容や使用する薬剤によっては、食事制限や内服内容の確認、休薬などをお願いする場合があります。
放射線被ばくを伴う検査のため、問診や同意をいただいています。ご協力お願いします。

MRI

MRIとは

Magnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略称で、放射線を使わない検査の1つで、強力な磁場と電磁波を利用して体内から特殊な信号を収集することにより、身体内部の組織情報を画像化する検査です。症状や目的に応じて、任意の断面や3D画像が作成できるため、より正確な診断が可能となります。MRIでは薬剤を使用せずに、血管の撮影も可能です。
当院では、心臓の検査や認知症の検査(VSRAD)等を施行しており、外来検査が可能です。

MRI装置

使用装置
当院では1.5T(テスラ)MRIを2台導入しています。
PHILIPS社製 Achieva 1.5T 
PHILIPS社製 Ingenia 1.5T

特徴
患者様にやさしい検査
短時間の検査が可能となり、撮影による患者様の負担を軽減できるようになりました。

検査の流れ
寝台の上に寝ていただき、検査をします。検査中は大きな音がするため、ヘッドホンを装着しながら検査をします。検査中は身体を動かせないため、ご協力お願いします。

検査時間
20~60分
※検査部位や検査内容により検査時間は異なります。

注意事項
非常に強力な磁場、電磁波の中で検査するため、金属や機械など持ち込めないものや、検査ができない場合があります。安全に検査を行うために問診や同意をいただいています。ご協力お願いします。

放射線治療

リニアック治療装置

放射線治療とは

一般的な悪性腫瘍の治療法(①外科的手術、②化学療法、③放射線治療)の1つであり、放射線を用いて悪性腫瘍の治療を行います。
放射線治療は、正常細胞よりも悪性腫瘍細胞の方が放射線に対して感受性(放射線の影響を受ける度合い)が高いことを利用します。目的部位に対して集中的に放射線を照射することで、悪性腫瘍細胞に大きなダメージを与えます。
また腫瘍による疼痛(痛み)の緩和目的において使用する場合があります。

使用装置
VARIAN社製 CLINAC2100C
治療の流れ
1.治療計画
放射線を照射する位置や範囲を決定するため、CTを用いて病巣の位置を特定します。撮影したCT画像から、放射線をどのように、どのぐらい、何回に分けて照射するのかを検討します。
三次元表示が可能なコンピューターを用いてさまざまな角度から病巣の位置を確認することで、治療に最も適した照射角度と照射野を決定することができます。患者さん毎に治療目的や照射する部位・範囲に合わせて、最適な放射線治療計画を決定します。
2.放射線治療
毎日照射を行う場合は、皮膚や固定具の表面に照射野の印を付け、身体の一部を固定しながら目的部位に対して集中的に放射線を照射します。
IGRT(画像誘導放射線治療)により照射の位置決め精度が向上し、より確実に同じ場所を治療できるようになりました。

治療時間
約15分
※治療部位や治療内容によって治療時間は異なります。

注意事項
主治医の判断と専門外来を受診していただく必要があります。詳しくはお問い合わせください。

血管造影検査

血管造影検査とは

医師が動脈や静脈に細い管(カテーテル)を挿入し、そのカテーテルから造影剤を注入することで血管の疾患を調べる検査です。
カテーテルを使って、脳や心臓の血管など全身の血管に対し、さまざまな治療器具を使用して病気を治療する方法もあり、これはカテーテル血管内治療、血管内手術と呼ばれます。
当院では、不整脈治療法の1つであるカテーテルアブレーションも施行しています。
*: カテーテルアブレーションとは、カテーテルを用いて心臓内で生じた異常な電気信号を遮断する治療であり、その原因となる部分に対して、焼灼(アブレーション)を行うものです。

使用機器
PHILIPS社製MRI装置Allura Xper FD20

検査・治療の流れ
検査の場合は、細い管(カテーテル)を太ももの付け根または腕の血管から挿入し、造影剤を目的の血管に流し込みながら、X線撮影をします。治療を行う場合、カテーテルを介してさまざまな治療器具を用いることで、血管内の狭窄や閉塞の改善、血栓の回収などを行います。

当院では、入院して行うことがほとんどです。その際、医師から詳しい説明があります。

注意事項
放射線被ばくを伴う検査のため、問診や同意をいただいています。ご協力お願いします。

核医学検査

核医学検査とは

放射性医薬品を人体に投与し、目的臓器の形態やCT・MRIではわかりにくい生理学的機能・代謝を検査します。主な検査部位として脳・心臓・全身骨・甲状腺・腎臓などがあります。

使用装置
キャノンメディカルシステムズ製 
ガンマカメラE-CAM

RI診断装置

検査の流れ
1. 放射性医薬品を投与します。
目的臓器に集まる放射性医薬品(ごく微量な放射線を放出する薬品)を注射または内服します。
2. 放射性医薬品が目的臓器に集まるまで待ちます。
放射性医薬品の種類の違いや注射をしながら撮影したりと検査方法は異なりますので、待ち時間は異なります。
3. 撮像します。
寝台に寝て、目的臓器から放出される放射線を収集(撮像)します。

検査時間
30分~1時間
※時間や日をおいて複数回検査する場合があります。検査部位や検査内容によって検査時間は異なります。

注意事項
検査によっては、食事制限・内服・休薬などが必要になります。
放射線被ばくを伴う検査のため、問診や同意をいただいています。ご協力お願いします。

マンモグラフィ

マンモグラフィ装置

マンモグラフィとは

乳房専用のX線撮影のことで、乳房を圧迫板(プラスチックの板)で押さえ、薄く伸ばした状態で検査します。早期の乳がんは微細な石灰化として発見されることが多くあり、この描出に優れています。

使用機器
富士フイルム製 AMERET Innovality
特徴
高画質と低線量の両立
FUJIFILMオリジナルa-Se直接変換FPDと画像解析技術を搭載したi-AECの併用により、患者ごとの体内の立体構造をより正確に描出でき、粒状性が良い高精細な診断画像で“見やすく”、撮影線量の大幅な低減で“やさしい”検査を提供します。

所要時間
約10分です。
※撮影枚数により検査時間は異なります。

施設認定取得済み
日本乳がん検診精度管理中央機構施設・画像評価委員会のマンモグラフィ検診 施設・画像認定証を取得しました。


注意事項
この検査は非常に精密な写真が要求され、薄い服装であっても診断の妨げとなるため、上半身は裸の状態で検査を受けていただく必要があります。
検査中に痛みを伴う場合があります(乳房を圧迫します)が、診断価値の高い写真を撮るために必要な行為です。ご協力お願いします。

骨密度検査

骨密度検査とは

DXA法(Dual Energy X-ray Absorptiometry)というエネルギーが異なる2種類のX線を利用する方法で、カルシウムなどのミネラルが骨にどれくらい含まれているか(骨密度)を検査します。

使用装置 GE社製 enCORE

骨密度測定装置

検査の流れ
装置に仰向けに寝て、腰椎・大腿骨、または前腕で測定します。

検査時間
5-10分です。
※検査部位と内容により検査時間は異なります。

注意事項
金属類・プラスチック・湿布・ボタンやプリントのあるTシャツなどは画像に写るため、診断の妨げになります。撮影部位によって更衣や着脱をしていただく必要がありますので、あらかじめご了承ください。また胃のバリウム検査やCTで造影剤を使用した場合などは、測定値に影響する可能性があります。造影検査を受けてから1週間以内に検査を予定されている場合は、スタッフまでお申し出ください。