災害救護
赤十字としての使命「災害救護」についての紹介です。
第3ブロック赤十字救護班研修会に参加しました
2025年9月13日(土)14日(日)、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院で開催された第3ブロック赤十字救護班研修会に、当院の医師1名、看護係長1名、主事1名、また指導スタッフとして2名が参加しました。
本研修は、災害派遣時に日本赤十字社救護要員行動指針に基づき、活動できる日赤救護班要員の教育を目的に、2009年より開始され、昨年度から職員の研修機会拡大等を目的に、ブロック主催実施に移行されました。
今年度の研修会には第3ブロック所属(富山.石川.福井.長野.岐阜.静岡.愛知.三重)日赤救護班要員(医師.看護師長.看護師.薬剤師.主事)・指導スタッフ・事務局等、100名を超える方が参加しました。
本研修は、災害派遣時に日本赤十字社救護要員行動指針に基づき、活動できる日赤救護班要員の教育を目的に、2009年より開始され、昨年度から職員の研修機会拡大等を目的に、ブロック主催実施に移行されました。
今年度の研修会には第3ブロック所属(富山.石川.福井.長野.岐阜.静岡.愛知.三重)日赤救護班要員(医師.看護師長.看護師.薬剤師.主事)・指導スタッフ・事務局等、100名を超える方が参加しました。
研修初日
6つのセッションと、職種別実習(医師.看護師:二次トリアージ、主事:クロノロジー)を行い、各セッション終了後はグループワークを実施しました。
救護要員個人としての心構えや知識だけでなく、日赤救護班としてシームレスに支援を続けていく為の考え方を学ぶことができたと思います。
研修2日目
2つのセッションと総合演習:病院支援(災害対策本部、診療)、総合演習:避難所巡回支援を実施しました。
●病院支援では、災害時に機能していない医療機関へ救護班が派遣され、本部支援と診療支援に分かれ、実技演習を実施しました。
●避難所巡回支援では、学校等を想定した避難所へ実際に巡回し、診療だけでなくライフラインや建物、衛生環境等のアセスメントを実施しました。
両実習ともにスタッフが傷病者・病院職員・本部要員役約等を演じ、多量の情報が飛び交う中、班員だけでなく各救護班で共同しニーズの把握や支援の構築等実災害での救護班としての働きを学ぶことができました。
やっぱりmisokatu♪
今年度の研修では、リニューアルされたEMIS(広域災害救急医療システム)研修、近年増加している水害が含まれたセッションがあり、より現実的な研修となりました。
1人でも多い地域の方の命と健康を守るため、日々災害対応能力の向上に努めていきたいと思います。
令和7年台風第15号被害を受けて「日赤こころのケア班」派遣依頼
令和7年9月5日に発生した、静岡県牧之原市および吉田町に甚大な被害をもたらした記録的短時間大雨情報や竜巻被害を受け、同年9月22日に日本赤十字社静岡県支部より当院に「日赤こころのケア班」の派遣要請がありました。
当院からは、10月1日~10月3日までの間に計6名(2名1チーム)がこころのケア班として当該エリアに出動します。
研修により必要な知識や技術を身に付けたこころのケア要員が、被災にあわれた方への健康や身近な悩みなどをお聞きし、安心感を築いていく心理的な支援や、安心が感じられる環境を築くためのお手伝いをするといった、多角的で柔軟な支援活動をします。必要に応じて、専門的な支援への橋渡しを行うことも重要な役割となります。
当院からは、10月1日~10月3日までの間に計6名(2名1チーム)がこころのケア班として当該エリアに出動します。
研修により必要な知識や技術を身に付けたこころのケア要員が、被災にあわれた方への健康や身近な悩みなどをお聞きし、安心感を築いていく心理的な支援や、安心が感じられる環境を築くためのお手伝いをするといった、多角的で柔軟な支援活動をします。必要に応じて、専門的な支援への橋渡しを行うことも重要な役割となります。
被災にあわれた方などの心身のストレスを軽減し、安心感と回復力を高めるための心理・社会的支援を行う専門訓練済のチームとして、当院のこころのケア班が当該エリアへ出発します。
能登半島地震における救護班等の活動報告会を開催しました
令和6年3月7日(木)当院2階研修ホールにて能登半島地震における救護班等の活動報告会を開催しました。
院内外から85名の聴講者に来場いただき、班員の被災地での活動報告に耳を傾けました。
院内外から85名の聴講者に来場いただき、班員の被災地での活動報告に耳を傾けました。
令和6年能登半島地震被災地(石川県)への職員派遣について
浜松赤十字病院は、1月1日(月)に発生した地震・津波により、甚大な被害のあった石川県能登半島地方にDMAT、災害医療コーディネートチーム(CoT)および救護班を派遣しました。
DMAT:災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム
(Disaster Medical Assistance Team)
災害医療コーディネートチーム:災害時の関係機関との連携および救護班の活動調整などを実施することを目的に、平成25年4月から日赤本社・各支部に設置。被災地の保健医療ニーズを把握し、救護班の活動などに関して、医療の専門的観点から災対本部などでの調整を担う。
DMAT:災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム
(Disaster Medical Assistance Team)
災害医療コーディネートチーム:災害時の関係機関との連携および救護班の活動調整などを実施することを目的に、平成25年4月から日赤本社・各支部に設置。被災地の保健医療ニーズを把握し、救護班の活動などに関して、医療の専門的観点から災対本部などでの調整を担う。
DMAT(浜松第1班)
医師 | 1名 |
看護師 | 2名 |
事務職員 | 2名 |
活動期間 | 令和6年1月4日~1月8日 |
災害医療コーディネートチーム(CoT)(浜松第1班)
医師 | 1名 |
看護師 | 1名 |
事務職員 | 1名 |
活動期間 | 令和6年1月11日~1月15日 |
救護班(浜松第1班)
医師 | 1名 |
看護師 | 3名 |
薬剤師 | 1名 |
事務職員 | 2名 |
活動期間 | 令和6年1月14日~1月18日 |
DMAT(浜松第2班)
医師 | 1名 |
看護師 | 2名 |
事務職員 | 1名 |
活動期間 | 令和6年1月23日~1月27日 |
救護班(浜松第2班)
医師 | 1名 |
看護師 | 3名 |
薬剤師 | 1名 |
事務職員 | 2名 |
活動期間 | 令和6年1月31日~2月4日 |
災害医療コーディネートチーム(CoT)(浜松第2班)
医師 | 1名 |
看護師 | 1名 |
事務職員 | 1名 |
活動期間 | 令和6年2月22日~2月26日 |
DMAT(浜松第1班)出発式の様子
DMAT(浜松第1班)出発式の様子
活動拠点の様子
被災者に付き添うDMAT隊員
CoT、救護班合同出発式の様子
CoT、救護班合同出発式の様子
被災地へ向けて出発するCoT
被災地へ向けて出発する救護班(浜松第1班)
被災地の被害状況
被災地の被害状況
DMAT(浜松第2班)出発式の様子
DMAT(浜松第2班)出発式の様子
被災地の被害状況
被災地の被害状況
救護班(浜松第2班)出発式の様子
救護班(浜松第2班)出発式の様子
CoT(浜松第2班)出発式の様子
CoT(浜松第2班)出発式の様子
内閣府主催の大規模地震時医療活動訓練に併せて総合防災訓練を実施しました
令和4年10月1日、内閣府主催の大規模地震時医療活動訓練に併せて浜松赤十字病院総合防災訓練を実施しました。今回の訓練はコロナ禍での訓練であるため、例年より規模を縮小して病院の初動および傷病者受け入れ訓練を行いました。
当院は、浜松市と『災害時の医療救護活動に関する協定』を締結しており、発災直後は当院に負傷者が殺到することが想定されることから、浜北区内7か所の応急救護所の医療資源(人、資器材)を当院に集約し、病院前救護所を開設することになっています。
訓練では、浜松市職員・浜松市浜北医師会員・病院職員など、約50名が参加し、傷病者受け入れ訓練では、正面玄関前に救護所となるエアテントを設置し、浜松市職員や浜松市浜北医師会員の方々と病院前救護所の運営や傷病者の中に発熱者がいた場合の対応などを確認しました。
訓練では、浜松市職員・浜松市浜北医師会員・病院職員など、約50名が参加し、傷病者受け入れ訓練では、正面玄関前に救護所となるエアテントを設置し、浜松市職員や浜松市浜北医師会員の方々と病院前救護所の運営や傷病者の中に発熱者がいた場合の対応などを確認しました。
また、政府訓練の一環として当院のDMAT(災害派遣医療チーム)1チームが自衛隊浜松基地にて広域搬送訓練に参加しました。
当院は、今回の訓練で明らかになった課題を改善するとともに、毎年総合防災訓練を実施し、災害発生時の体制を更に強化し地域における災害支援に尽力できるよう取り組んでいきます。
当院は、今回の訓練で明らかになった課題を改善するとともに、毎年総合防災訓練を実施し、災害発生時の体制を更に強化し地域における災害支援に尽力できるよう取り組んでいきます。
熊本県へ向け救護班 第1班出動しました
平成28年4月14日(木)21時46分に発生した「平成28年 熊本地震」の医療救護のため、当院から救護班第1班を現地に派遣することが決定し、平成28年4月19日(火)10時から病院正面玄関にて救護班出発式を行いました。
資材積み込みの様子。
出発式の様子はTVでも放映されました。
期間 | 平成28年4月20日(水)~平成28年4月22日(金) |
活動場所 | 熊本県熊本市 |
活動内容 | 巡回診療(避難所アセスメント) |
災害救護
赤十字の使命として、「国内救護活動」と「国際救護活動」があります。大災害が発生した際には、いつでも全国へ出動できるように当院でも救護班を3班編成しています。
さらに、浜松地域が被災した場合にも、全国の赤十字から応援・協力が得られる体制も強化されています。
また、世界的な災害・紛争発生時には各地の支部・医療施設から国際救護員を派遣し、国際的な救護活動もおこなっています。
さらに、浜松地域が被災した場合にも、全国の赤十字から応援・協力が得られる体制も強化されています。
また、世界的な災害・紛争発生時には各地の支部・医療施設から国際救護員を派遣し、国際的な救護活動もおこなっています。
東日本大震災における救護班の活動
東日本大震災における救護班の活動
救護エリア
1F廊下
【1F廊下】
緊急時には、救護エリアとして使えるよう廊下幅も広くなっています。
緊急時には、救護エリアとして使えるよう廊下幅も広くなっています。
病院前応急救護所
2020年3月30日(月)
大規模災害時の医療救護活動と
その際の医薬品整備・管理に関する
「災害時医療救護活動協定」を
浜松市と協定締結いたしました。
災害時、多数の負傷者が発生した時
病院敷地内に救護所を設置いたします。
大規模災害時の医療救護活動と
その際の医薬品整備・管理に関する
「災害時医療救護活動協定」を
浜松市と協定締結いたしました。
災害時、多数の負傷者が発生した時
病院敷地内に救護所を設置いたします。