グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  診療科・部門のご案内 >  産婦人科

産婦人科


産婦人科のご紹介です。
診療日等については、外来診療担当医表をご覧ください。

診療科の紹介

悩みに寄り添い専門的な医療を提供します

尿もれや骨盤臓器脱などの治療を腹腔鏡・経腟的手術などで低侵襲に行います。
女性は比較的若い年代から尿もれがあり、中高年のQOL(生活の質)疾患として尿もれや骨盤臓器脱は非常に数が多く、外出、仕事、運動の支障となっています。

骨盤臓器脱や尿失禁などの女性骨盤底疾患に関連する治療は、骨盤臓器脱にしばしば併存する直腸脱を加えました。さらに、男性腹圧性尿失禁に対する尿道スリング手術にも取り組みます。
女性骨盤底外科の診察は泌尿器科と産婦人科の外来を使用しており、男性でも気軽にご相談ください。


骨盤臓器脱(POP):腟の中や外に子宮・膀胱・直腸などの骨盤内臓器が下がってくる状態を指します。

症状とお悩み

Q1. 骨盤臓器脱はどのような症状ですか?
 ►腟から何かが出てくる感じ、股の違和感、重だるさ、尿もれや排尿困難、便秘、性交痛など。

【主な症状】
 • 腟の中に何かが下がっている感じ(「何かが出ている」「玉のようなものが触れる」など)
 • 骨盤や下腹部の重だるさ、圧迫感
 • 長時間の立ち仕事や夕方に悪化する違和感
 • 尿もれ(腹圧性尿失禁)、排尿困難
 • 頻尿や残尿感
 • 便秘や排便困難
 • 性交時の違和感・痛み
 • 下がっているところが擦れて下着に血が付く
Q2. 骨盤臓器脱は何が原因で、何歳頃から起きますか?
 ►出産や加齢、閉経による筋力低下、肥満、慢性的な咳や便秘、重い物を持つ習慣などが原因です。
  多くは40代後半~60代以降に起こります。

【主な原因】
 • 出産歴(特に経腟分娩)
 • 加齢・閉経
 • 肥満
 • 慢性的な咳や便秘
 • 重い物を持つ労働や運動習慣
 • 遺伝的体質(結合組織の弱さ)

【発症年齢】
 • 多くは40代後半~60代以降の女性に多く見られます。出産後などに発症することもあります。
Q3. 骨盤臓器脱は治療しなくても大丈夫ですか?
 ►症状が軽く、本人が気にならない場合は経過観察でもよいとされます。
  ただし、進行すると日常生活に支障をきたすため早めの対処が望ましいです。
  
【治療が推奨されるケース】
 • 症状が進行してきた
 • 排尿・排便に支障が出てきた
 • 外陰部に常に物が触れて不快
 • 性交時に痛みや支障がある
Q4. 骨盤臓器脱の予防と治療方法について教えてください。
 ►【予防】骨盤底筋の強化、肥満予防、便秘や咳の改善、重い物を持つことを避ける
 ►【治療】骨盤底筋トレーニング(ケーゲル体操)、ペッサリー装着、手術

【予防方法】
 • 定期的な骨盤底筋トレーニング:予防方法であり軽症なら治療効果があります。
 • 便秘や慢性咳の予防・治療
 • 重い物をなるべく持たない
 • 長時間の立ちっぱなしを避ける
 • 体重管理
 • 出産後の骨盤ケア

【治療方法】
 1. 保存療法(軽度の場合)
  o 骨盤底筋トレーニング(ケーゲル体操):筋肉を鍛えて臓器の支持力を回復。
  o ペッサリー挿入:腟内に器具を挿入し、脱出を防ぎます。
  o ライフスタイルの改善:体重管理、便秘の改善、咳の治療など。
 2. 手術療法(重度・進行例)
  o 腟式手術:腟からの臓器固定・子宮摘出など。
  o 腹腔鏡手術/腹式手術:メッシュを使って臓器を固定。
ケーゲル体操とは?
 ►骨盤内の臓器(膀胱・子宮・直腸など)を支えている「骨盤底筋群」を鍛える体操です。
  尿もれ・骨盤臓器脱の予防や改善に効果があります。

【準備:まず筋肉を意識する練習】
 1. 排尿を途中で止めるときに使う筋肉が「骨盤底筋」です。
 2. お尻や太もも、お腹を動かさずに、腟・肛門・尿道をギュッと締める感覚が正解です。

【基本のケーゲル体操のやり方(初級編)】
 1. 姿勢:椅子に座る・あおむけ・立って行う、どれでも良い。
 2. 筋肉を締める:腟・肛門を「下から引き上げる」ように意識して締める。
 3. 5秒キープ:締めた状態を5秒保つ(慣れてきたら10秒に)。
 4. ゆっくり緩める:力を抜いて5秒休む。
 5. 10回1セットを1日3回程度行う(朝・昼・夜)。

【筋持久力と瞬発力の両方を鍛える(上級編)】
 • 持続型トレーニング:10秒締めて5秒休む×5回
 • 速筋トレーニング:1秒締めて1秒休む×10回
 • セット数:1日6セットが理想

【注意点】
 • 呼吸を止めない:自然な呼吸を保ちましょう。
 • 腹筋・お尻に力を入れない:骨盤底筋だけに集中。
 • 急激な効果を求めず:効果が出るまでに数週間~数か月かかります。
 • 続けることが大切:習慣にすると効果が高まります。

「画像生成:ChatGPT(OpenAI)」

手術例

骨盤臓器脱の腟から行う手術
 1.TVM手術
 2.腟式子宮全摘術(VH)
 3.腟壁形成術
 4.腟断端挙上術としてMcCall改良法、McCall法、Shull法
 5.腟断端挙上術として仙棘靭帯固定術(SSLF)
 6.マンチェスター手術
 7.会陰縫縮術
 8.腟閉鎖術
骨盤臓器脱のお腹から行う手術
 9.腹腔鏡下仙骨腟固定術(LSC)
腹圧性尿失禁の手術
 10.TOT手術
 11.男性の尿道スリング手術
過活動膀胱の手術
 12.SNM(仙骨神経刺激療法)
 13.ボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法

医師の紹介

鈴木 省治(すずき しょうじ)

産婦人科部長

鈴木 省治

出身校 名古屋大学
認定医・専門医 医学博士
日本産婦人科学会専門医
日本産婦人科学会指導医
日本泌尿器科学会専門医
日本泌尿器科学会指導医
日本泌尿器科学会日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会泌尿器腹腔鏡技術認定医
日本泌尿器科学会日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会泌尿器ロボット支援手術プロクター認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医(泌尿器腹腔鏡)
A型ボトックス療法certificate
仙骨刺激療法certificate
難病指定医
緩和ケア研修会修了
臨床研修指導医
(身体障害者指定医(じん臓機能障害))
専門分野 女性骨盤底手術・再建

茂庭 將彦(もにわ のぶひこ)

非常勤
出身校 浜松医科大学医学部医学科
認定医・専門医 医学博士
日本産婦人科学会専門医
専門分野

杉村 基(すぎむら もとい)

非常勤
出身校 浜松医科大学医学部医学科
認定医・専門医 医学博士
日本産婦人科学会専門医
専門分野

特殊外来のご案内

妊婦健診についてのご案内です。


子宮頸がんの予防接種を開始しました。