グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ




検査課


検査課をご紹介します。

検査課の紹介

 検査課では、患者さんの診断や治療に必要な検査情報を提供しています。心電図や超音波検査をはじめとする生理機能検査、血液や尿などを調べる検体検査、輸血に関する検査などを通じて、医師や看護師をはじめとする多職種と連携し、安全で質の高い医療を支えています。また、24時間体制で緊急検査に対応し、地域医療に貢献しています。

2026年6月時点、22名(正職員16名、パート職員6名)の職員で病院の検査部門を支えています!

検査課の取り組み

品質管理への取り組み

 正確な検査結果を提供するため、日常的な精度管理に加え、外部精度管理にも継続して参加して品質を管理しています。各種分析装置の保守管理や検査手順の標準化を行い、信頼性の高い検査体制の維持に努めています。

チーム医療への参画

 検査課では検査業務だけでなく、輸血管理や感染対策、栄養サポートなどのチーム医療にも参加しています。専門的な知識を活かし、多職種と協力しながら医療の質向上に取り組んでいます。

  ● 感染対策チーム(ICT)
  ● 栄養サポートチーム(NST)
  ● 医療安全
  ● 治験・臨床研究 など

生理検査室

 生理検査は患者さんに直接接して行う検査です。心電図検査、超音波(エコー)検査、肺機能検査、脳波検査、聴力検査、神経伝導検査などを行っています。また、睡眠時無呼吸症候群の検査(ポリソムノグラフィー)や手術室での神経モニタリング検査にも積極的に携わっています。近隣の医院からのエコー検査の依頼へも対応しています。正確・迅速な検査のためスタッフは勉強会への参加や資格取得など日々レベルアップに努めています。
  • 心電図検査
  • 呼吸機能検査
  • 筋電図・脳波検査
  • 心エコー検査
    心臓の動きや壁の厚さ、弁の状態を超音波を使って観察する検査です。
    超音波は人体に無害で非侵襲的、痛みもほとんどありません。
  • 腹部エコー検査
    肝臓・胆のう・膵臓・脾臓・腎臓など腹部の臓器の状態を超音波を使って観察する検査です。
    食後は消化管ガスで観察が難しくなってしまうので、食事は抜いてきていただきます。
  • 血管・体表エコー検査
  • 睡眠機能検査
    睡眠時無呼吸症候群(SAS)は睡眠中に呼吸が弱くなったり止まったりを繰り返し、血中の酸素濃度が下がり、眠りが浅くなることによって、日中の眠気や頭痛を引き起こす病気です。また、高血圧や心血管障害、脳血管障害をおこす確率も上がることが知られています。
    終夜睡眠ポリグラフィー(PSG)では一泊二日入院をしていただき、脳波・呼吸・心電図・筋電図・胸腹の動きなど様々なセンサーを取り付け、睡眠中の無呼吸・低呼吸の程度や種類などを細かく解析します。
    スクリーニングとしてウォッチパット300などのご自宅でできる簡易検査があります。
  • その他検査

検体検査室

 患者さんから得られた検体(血液や尿など)を分析して、身体の状態を調べます。肝機能や腎機能などを検査する生化学検査、貧血や血液の疾患を検査する血液検査、腫瘍マーカー(がん診断の補助や治療効果の判定に用いるたんぱく質)や各種ホルモンを測定する免疫検査、尿や便など血液以外の検体を検査する一般検査など多くの検査を行っております。
 また、外部機関と連携し、各種遺伝子検査やウイルス検査などの専門性の高い検査も行っております。
緊急性の高い検査項目については365日24時間対応で検査しています。

輸血検査室

 輸血は、手術や治療などで必要となる大切な医療行為です。安全に輸血を行うために、患者さんの血液型を確認する検査や、輸血用血液製剤との適合性を確認する検査を行っています。患者さん一人ひとりに適した輸血用血液製剤を提供できるよう、24時間体制で検査を行い、安全で安心な輸血医療を支えています。
  • ABO型血液型・Rho(D)型血液型
  • 不規則抗体スクリーニング検査
  • 交差適合試験
  • 直接クームス・間接クームス試験
 

血液製剤の管理
血液製剤:赤血球濃厚液・血小板製剤・新鮮凍結血漿・自己血
血液センターへ注文し、届いた血液製剤を患者さんに輸血するまでの間、適切な条件で保管します。

細菌検査室

 細菌検査室では、患者さんから採取された様々な検体(喀痰、尿、便、血液等)を用い、感染症の原因となる菌(病原菌)はいるか、また、その菌にはどんな薬が効くのかを主に調べています。
また、院内の感染対策活動にも参加し、薬剤耐性菌を含む院内での病原菌の検出状況の調査やアンチバイオグラムの作成等行っています。

1.一般細菌検査

① 塗抹検査
 スライドガラスに検体を塗布し、グラム染色を行います。その後顕微鏡で観察し、形や色から病原菌を推定します。
② 同定・薬剤感受性検査
 患者さんから採取した検体を適切な寒天培地に塗り、適切な温度・条件下で病原菌を発育させます。その後、確認試験や自動分析装置を用いて、発育した病原菌を特定(同定)します。また、同定検査と並行して、病原菌に治療効果のある薬剤を調べる薬剤感受性検査も行います。

2.抗酸菌検査

チールネルゼン染色による塗抹検査を行い、結核菌を含む抗酸菌の有無を調べます。

3.各種迅速検査

 専用の簡易的なキットを使用し、インフルエンザウイルス・SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)・マイコプラズマなどの病原菌やウイルスの有無を短時間で調べます。

病理検査室

 病理検査室では病気の診断や原因の究明を目的として、採取された臓器、組織、細胞などを対象に顕微鏡を用いて詳しい診断を行っています。健診センターとも連携し、腫瘍や前癌病変の早期発見・早期治療に努めています。また、ラミナーテーブルやアクリルフードなどの換気装置を完備し、ホルマリンや有機溶剤対策がとられているため、職員にとっても安心な環境となっています。

1.組織学的検査

臓器や組織を処理する際は撮影や録画を行い
処理記録を厳重に管理

 手術により摘出または切除された臓器や、胃カメラ等の検査で採取された組織片から良悪性や組織型の診断を行います。診断の補助として、特殊染色、免疫染色を実施する場合もあります。この診断によって臨床医が治療方針を決定し患者さんへの治療が行われます。治療薬決定のため、遺伝子検査を組織標本で行うこともあります。手術中に短時間で腫瘍の種類や浸潤の程度を診断し、術式の変更や摘出範囲を決定する、術中迅速組織診断も行っています。

2.細胞学的検査

定期的にディスカッションを行い、検査結果を確定

 自然に剥離している細胞(尿、喀痰、胸水、腹水)、人工的に擦過した細胞(子宮、気管支)、穿刺吸引した細胞(腫瘍、リンパ節)の塗抹標本を作製し、顕微鏡で癌細胞(悪性細胞)の有無を確認する検査です。細胞学的検査は学会の認定を受けた細胞検査士が行います。当院では全標本に対し2名以上が鏡検しています。疑陽性以上の標本については病理医が診断を行います。

3.病理解剖

 病気で亡くなった方の疾病の原因、本態、診断および治療効果の究明のために行います。必要に応じて、臨床病理カンファレンス(CPC)が実施されます。

採血室

 採血室では、外来患者さんの血液検査に必要な採血を行っています。患者さんに安心して採血を受けていただけるよう、本人確認を徹底し、安全で正確な採血に努めています。また、採血時の不安や体調の変化にも配慮し、一人ひとりに寄り添った対応を心掛けています。
採血担当者への継続的な教育・指導を行い、採血技術の向上に努めています。患者さんの負担軽減と医療安全の確保を第一に考え、安心して検査を受けていただける体制づくりを行っています。
採取した血液は速やかに検査室へ搬送され、診療に必要な検査結果として活用されています。

資格取得者一覧(2026年6月現在)

超音波検査士 循環器領域 5名
消化器領域 5名
体表臓器領域 2名
血管領域 1名
泌尿器領域 1名
細胞検査士 4名
二級臨床検査士(血液) 2名
緊急臨床検査士 9名
血管診療技師 1名
静岡県西部糖尿病療養指導士 1名
有機溶剤作業主任者 3名
特定化学物質および四アルキル鉛等作業主任者 3名
日本DMAT隊員 1名
ICLSアシスタントインストラクター 2名

臨床検査技師を目指す皆さまへ

 幅広い検査業務を経験できる環境のもと、専門知識や技術の向上に取り組んでいます。若手からベテランまで互いに協力しながら業務を行い、認定資格取得や学会活動など自己研鑽も積極的に支援しています。患者さんに信頼される検査室を目指し、ともに成長できる仲間を歓迎します。