グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ




特定行為研修室


看護部長挨拶

 厚生労働省が取りまとめた2040年以降を見据えた「新たな地域医療構想」において、地域密着型の医療・介護体制の構築や、タスクシフト・タスクシェアの推進が重要な柱とされています。このような社会の要請に応じる人材として、特定行為研修を修了した看護師への期待が一層高まっています。
 自施設では、赤十字キャリア開発ラダーを通じて臨床実践能力を評価し、キャリアアップに繋げています。キャリア開発の1つに看護資格だけでなく「+1資格獲得」を目指し、また自施設で求められている人材を育成したいと考え、2026年4月から自施設で特定行為研修施設を開設いたします。特定行為研修施設では、地域密着型の自施設の人材育成だけでなく、地域の医療・介護施設の人材も育成し、チーム医療の中核を担う存在として地域全体の医療の質向上に貢献したいと考えています。
 特定行為研修施設では、受講生の負担軽減のために8カ月で研修修了すること、1パッケージと2コースが準備されており区分を追加することが可能です。
 「+1資格取得」を目指す方へ、ぜひ特定行為研修受講先の1つとしてご検討ください。お待ちしております。

2025年11月19日
近森 清美

1.浜松赤十字病院の目指す基本理念と目標

2.開講する特定行為区分と募集定員

1)定員1~3名(総定員数4名)

2)区分の選択について
(1)区分の選択、領域別パッケージ研修、コースの選択は受講者が選択することとなります。
(2)区分のみを選択される方は、受講生の希望により最低1区分、最大5区分を選択できます。
(3)領域パッケージまたは、コースを選択される方は、いずれか1つを選択することとなります。
   ① 術中麻酔管理領域パッケージ
   ② 慢性期コース(当院独自のコース)
   ③ 急性期コース(当院独自のコース)
  *領域パッケージ、独自コースの受講者は、並行して栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連を受講する者がいない場合、1名に限り区分単独で受講することが可能です。

3.研修期間:令和8年4月1日~11月30日(第1週目~第35週目)

*研修期間は8ヶ月とし、在籍期間は最大3期までとします。
(1)・共通科目  4月 1日~ 7月28日 (第 1週目~第17週目)
(1)・区分別科目 7月29日~11月25日 (第18週目~第35週目)
(1)・履修免除者 7月29日~11月25日 (第18週目~第35週目)
(2)共通科目を履修後、区分別科目を開始します。
(3)共通科目の履修免除者は、第18週目ごろより区分科目受講を開始します。

4.共通科目及び特定行為区分別科目の時間数、研修方法、評価方法

研修は、共通して学ぶ「共通科目」と特定行為区分ごとに学ぶ「区分別科目」から成ります。
研修は講義、演習、実習によって行われます。
(表1)共通科目、区分科目などの講義は勤務先や自宅でeラーニングによる受講が可能ですが、演習、実習については当院で実施します。eラーニングによる受講には、インターネット環境下でパソコン、タブレット、スマートフォン等が必要となります。(特定行為研修室で受講される際には、パソコンが準備されています)

*臨地実習の症例数は、手順書を基に、当院が挙げている到達目標が達成されるよう、行為の難度に応じて5例又は10例程度の必要な症例数を臨地実習期間内に取り組む症例のことを言います。

5.受講要件

1)当院の看護師特定行為研修志願者は、次の(1)~(5)に定めるすべての要件を満たしていることが必要となります。
(1)日本国内における看護師免許を有していること
(2)看護師免許取得後、通算5年以上の実績経験をゆうしていること
   (術中麻酔管理領域パッケージにおいては、手術室で3年以上の臨床経験が望ましい)
(3)所属施設において、所属長からの推薦が得られること
(4)心身共に健康で研修修了後も特定行為実践を通して医療の発展と地域医療に貢献する意欲があること
(5)日本看護協会看護師賠償責任保険に加入していること(入講するまでに加入すること)

2) 履修免除について
(1)当院又は他の指定研修機関が実施した特定行為研修において、共通科目、各科目又は区分別科目の全部又は一部の履修を免除するに当たっては、指定研修機関において、当該免除の対象となる既に履修した科目が、共通科目の各科目又は区分別科目に合致しているか確認するとともに、必要に応じて修得の程度を確認させていただきます。
(2)履修免除を受けようとする出願者は、出願時に履修免除申請書に修了証、受講証明証などを添えて申請するものとします。
(3)前項の申請があったときは、特定行為研修管理委員会において履修免除の可否を決定します。
(4)前項の規定により履修免除が認定されたときは、別表に規定する共通科目や各科目又は区分別科目の全部又は一部の履修を免除するに当たっては、受講料を免除するものとします。

6.協力施設について

院外より受講を希望される方は、上記5.受講要件を満たす必要があります。基本的に、臨地実習は、自施設実習を行うことが望ましいとするが、症例数を含め自施設における臨地実習が難しい場合には当担当者まで相談してください。また、当指定研修機関との間に協力施設に必要な書類を作成し、協力施設の名所、協力施設が行う研修の内容及び期間、該当協力施設における特定行為研修の実地責任者並びに指導者の氏名及び担当分野を記載する書類の作成を行います。

7.募集要項

令和8年度募集要項が必要な方は、問い合わせフォームからご連絡ください。
また、随時、個別相談など行っておりますので、特定行為研修担当者までご連絡ください。
(下記、問い合わせフォームよりご連絡ください)

1)募集期間
  令和7年11月14日(金)~令和7年12月12日(金) 17時必着
 
2)出願書類
  必要出願書類一式は、下記お問い合わせフォームよりご請求ください。
  ① 受講願書 (様式1)
  ② 履歴書 (様式2)
  ③ 志願理由書 (様式3)
  ④ 推薦書 (様式4)
  ⑤ 看護師免許の写し(A4サイズに縮小コピーしたもの)
  ⑥ 履歴書で使用した写真を2枚(受験票用1枚、学生証用1枚)裏に氏名を記載してください
  ⑦ 履修免除申請書(様式5)5,2)に該当する受講希望者のみ提出
  ⑧ 受講審査料写し(振込後の支払い書のコピーを添付すること)
    *様式3については自筆で記入すること
    *写真(縦40㎜×横30㎜)

3)提出方法
  指定の住所に令和7年12月12日必着でご提出ください。
  *詳細は、下記お問い合わせフォームより令和8年度募集要項をご請求いただき、参照してください。

4)受講審査料:20,000円 (税込み) 
  *審査料は令和7年11月14日(金)~ 令和7年12月11日(木)までに振り込むこと
  *詳細は、下記お問い合わせフォームより令和8年度募集要項をご請求いただき、参照してください。

5)問い合わせフォーム
  問い合わせフォームはこちらから→こちら

8.選考方法

1)書類審査による一次選考後に、面接試験による二次選考を実施いたします。
  
2)二次選考:面接試験
  面接日時:令和8年1月16日(金)13:30
  面接場所:浜松赤十字病院内
  *詳細につきましては、別途お知らせいたします。(日時変更の可能性があります)

9.選考結果

令和8年2月初旬に合否を書面にて通知いたします。

10.問い合わせ先

  〒434-8533
   静岡県浜松市浜名区小林1088-1
   浜松赤十字病院
   (担 当) 特定行為研修担当 中山
   (事務局) 経営企画課 飯田/岡村

   ☎ 053-401-1111(代表)
     平日 8:30~17:00