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静脈瘤・リンパ浮腫外来


静脈瘤・リンパ浮腫外来についてのご案内です。

ページ内目次


静脈瘤・リンパ浮腫外来について

 足の血管が浮き出る、足がむくむ、重い・だるい、こむら返りが起こるなどの症状は、下肢静脈瘤やリンパ浮腫が原因となっていることがあります。
 当外来では、下肢静脈瘤やリンパ浮腫など、足の静脈・リンパ管に関係する病気の診断と治療を行っています。症状や病状に応じて、超音波検査などで詳しく状態を評価し、それぞれの患者さんに適した治療方法をご提案します。

下肢静脈瘤

 下肢静脈瘤は、足の静脈にある弁の働きが悪くなることで血液が逆流し、静脈が拡張する病気です。足の血管がこぶ状に浮き出るだけでなく、むくみ、だるさ、痛み、こむら返り、かゆみなどの症状がみられることがあります。進行すると、皮膚の色素沈着や湿疹、潰瘍を生じることもあります。
 静脈瘤外来では、診察や超音波検査により静脈の逆流や血管の状態を確認し、病状に応じて弾性ストッキングによる保存的治療、硬化療法、血管内焼灼術などを行っています。血管内焼灼術は、カテーテルを用いて逆流している静脈を内側から閉鎖する治療です。従来の手術と比較して傷が小さく、身体への負担が少ない治療法の一つです。また、比較的小さな静脈瘤などに対しては、薬剤を注入して静脈を閉塞させる硬化療法を行うこともあります。

リンパ浮腫

 リンパ浮腫は、リンパ液の流れが滞ることによって、主に腕や足がむくむ病気です。がんの手術でリンパ節を切除した後などに生じることがありますが、明らかな原因がなく発症することもあります。
 初期には「夕方になると足がむくむ」「左右の足の太さが違う」といった症状から始まり、進行するとむくみが改善しにくくなったり、皮膚が硬くなったりすることがあります。
 
 リンパ浮腫外来では、診察や超音波検査によりむくみの原因を確認したうえで、リンパ浮腫と診断された場合には、スキンケア、日常生活の指導、弾性ストッキングなどによる圧迫療法を中心に治療を行います。
 弾性ストッキングについては、患者さんの足の状態や生活環境に合わせて適切な種類や圧迫圧を選択することが重要です。当院では弾性ストッキングコンダクターが、適切な弾性着衣の選択や着用方法についてご案内します。

このような症状がある方はご相談ください

 • 足の血管が浮き出ている、こぶのようになっている
 • 足がむくむ、重い、だるい
 • 夜間に足がつることが多い
 • 足の皮膚に色素沈着や湿疹がある
 • 傷や潰瘍がなかなか治らない
 • 左右の足や腕の太さが違う
 • がんの手術後などから腕や足のむくみが続いている
 • リンパ浮腫と診断され、圧迫療法や日常生活について相談したい

 下肢静脈瘤やリンパ浮腫は、症状の程度や原因によって適切な治療法が異なります。「年齢のせい」「体質だから」と思っている症状の中にも、治療によって改善が期待できるものがあります。足の血管やむくみについて気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

担当医

血管外科副部長

杉澤 良太(すぎさわ りょうた)