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2025年10月


2025年10月に行なったイベントなどをお知らせします。

令和7年度浜松赤十字病院総合防災訓練を開催しました!

 令和7年10月26日(日)に南海トラフ巨大地震を想定した「令和7年度浜松赤十字病院総合防災訓練」を開催しました。

 昨年、一昨年と2年連続で大規模な訓練を実施していたため、今年度の総合防災訓練では、災害対策本部と病院前救護所のみに焦点を絞り、災害対策本部の立上げ・運営、軽症患者受入れおよび病院前救護所の運営訓練を実施しました。

 訓練には当院の職員41名のほか、浜松市浜北医師会、浜松市保健所浜北支所、浜名健康づくりセンター、浜松市災害支援ナース、浜松市医師会看護高等専修学校、静岡県西部保健所より約30名のご参加をいただきました。

 災害対策本部訓練では、災害時を想定したシナリオを基に発生する様々な事象に対し、災害対策本部内に設置された部署(班)にて、対応する項目を振分け、収集した情報を、随時ラウンドテーブルミーティングに、病院・行政・医師会の本部スタッフが参加して、方針や対応を協議する訓練を実施しました。
 また新たな取組みとして、同日開催された浜松市医療救護訓練内の浜松市保健医療調整本部と連携した情報伝達訓練についても実施しました。

 病院前救護所訓練では、当院職員により発災直後に軽症患者受入れエリアを立ち上げるため、エリア運営に必要な資機材の準備・配置等を行って患者受入れを開始し、その後浜松市からの要請により病院前救護所として移行する際には、浜松市からの要請で参集した医師会の医師・スタッフに運営を引継ぐようになるため、実災害時に則した形を想定した訓練を行いました。
 また、9名の浜松市医師会看護高等専修学校の看護学生さんには、模擬患者役として病院前救護所の診療訓練でリアルな受診患者を演じていただきました。

※訓練当日は降雨のため、エアテントの設営は行わず、正面玄関ホール内に、病院前救護所を想定したスペースを設定し訓練を実施しました。
 今回の訓練で各参加団体からいただいたご意見を参考にして、今後も災害時の医療体制強化に繋げられるよう取り組んでいきます。